<< 軽井沢レコーディングレポート | main | リサイタルのお知らせ >>
茂原行きの列車の中で
今日、明日と茂原に泊まりでコンサートに携わらせていただいています。

サントリーでこども定期終演と同時に大急ぎで移動です。



学生時代、一番楽しかった時期に仲良くさせてもらっていた先輩にお誘いいただき、懐かしい気持ちでいっぱいになりながら演奏しています。

大好きな人たちと久しぶりに会うと、どうしても色んなことを思います。

いま思えば、あの頃は「詩織ちゃんじゃなければ頼めない」というお言葉をいまよりたくさんもらっていました。

これは、当たり前のことだったのですが今となってはこんな幸せなことはなかった、と思います。


今は間違いなく、一流のソリスト、指揮者のもとで演奏する機会が多いです。それはとてもありがたいことです。自分自身の技術やキャパシティで考えても、課題はまだありますがそれでもその頃よりは今の方が良いのは間違いないんです。

ですが、それらをまとめても敵わないような、濃くて有意義で、何よりも存在意義を感じられる演奏の機会が今よりもあったように思うのです。

今回リハーサルで懐かしい面々の顔を見た瞬間から、そのことを強く感じるようになりました。

以前オケに入ったことをご報告した昔馴染みの楽器職人の方から、おめでとうの言葉のすぐあとに、「埋もれるなよ」と言われた言葉も思い出しました。

これが埋もれて行くということなのかもしれない。

そう思います。

これに気付かないでズルズルといってしまうのは怖いなぁ。

自分の考え方次第で、どんな演奏の機会も変えることができるのかもしれないけれど。

でもそうではなくて、私自身のヴァイオリンを好きだと言ってもらえること。
私でなくても出来る仕事ではなく、私にしか出来ないこと。

これを見つけることが出来なければ、ヴァイオリンやっていても意味がないなぁ。

と思います。


社会はとても世知辛く、本当に思うように行きません。

必ず邪魔も入ります。
悔しい思いもたくさんしてます。

でも、今回の茂原は本当に幸せな機会で、こんな機会がもっともっといただけるように頑張らないといけません。


数年ぶりの茂原、向かう景色の中でこんなことを思いました。


| ライブ・コンサート | 14:37 | comments(1) | trackbacks(0)
コメント
たくさんの体験や出会いの上に今があるんですね。素晴らしいです。私も詩織さんのヴァイオリンが好きです。これからも磨いていってください。
次の更新楽しみにしてます。
| th | 2014/05/25 1:15 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://shioritakeda.jugem.jp/trackback/484
トラックバック
SEARCH THIS SITE.
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
CATEGORY
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
モバイル
qrcode
LINKS
PROFILE