個人レッスンについて
ヴァイオリンの個人レッスンについてのお知らせです。

レッスン専用完全防音室での自宅レッスンで、生徒さんを随時受け付けています。



現在お子さんから大学生、社会人のアマチュアの方までいらっしゃいます。講師は現役のプレーヤーですので、レッスンスケジュールはその都度お打ち合わせ、月に1〜2回でのお受け入れとなります。
ご興味がありましたら、Twitterのメッセージにてご連絡下さい。

【講師】
竹田詩織
現在、公益財団法人東京交響楽団のヴァイオリン奏者。
詳しい経歴はプロフィールページをご覧ください。

【理念】
音楽教育に於いて最も大切なことは、「楽しく続けられるメンタルを作る」お手伝いをすることであると考えます。

プロのプレーヤーになるということは決して楽しいばかりではありません。上達し本物の芸術に近付く為には毎日何時間もの練習が必要なこともあります。難しいパッセージを何十回、何百回さらってもうまくいかなくて、涙が溢れることも時にはあります。


でも、例えば大好きなヴァイオリニストがいて、あんな風に音を出したい!あんなヴァイオリニストになりたい!と思った時、その憧れや希望だけで努力が苦しくなくなることもあります。

何事にも言えることですが、上達やたゆまぬ努力に最も大切なことは、ポジティブなメンタルです。
生徒さんがレッスンに通いたい、と思う理由はヴァイオリンをもっと上達したい、続けていきたいと考えるからです。様々な希望を持って門を叩くのだと思います。
だからそんな生徒さんが、楽しくポジティブにヴァイオリンを続けられるように、レッスンは常に前向きで楽しい姿勢で行います。

お子さんのレッスンに於いて、叱る、怒るということは決してありません。 直すべきところがあれば、講師も生徒と一緒に考え、シンプルで的確なアドバイスを行います。
一度のレッスンごとに幾つかの課題が生まれることになりますが、その課題を明確にし、なにをどうすれば上達していくのかがよく見えるレッスンを致します。
練習すれば必ず弾けるようになるコツや練習方法があります。

気負わない楽しいレッスンです♪

【レッスン内容】
ヴァイオリン奏法の基礎〜クラシックの名曲、ポピュラー、音大受験のノウハウまで。
生徒さんの求めるレベルや希望の作品に合わせて柔軟な対応を致します。


【レッスンスケジュール】
現在月に1〜2回、1レッスン1時間での受け入れです。
スケジュールはその都度次回をお打ち合わせさせていただいています。


【レッスン会場】
講師自宅のレッスン専用完全防音室でのレッスンです。


【レッスン料】
1レッスン1時間5000円
※小学校低学年以下のお子様で集中力が1時間もたない場合は30分3000円


【楽器・楽譜】
楽器はアマチュアの方向けの格安のものにも個体差があります。
様々なランクの楽器の選定をお手伝い致します。
どんなものを練習すれば良いかわからないという方には、基礎、練習曲の譜面もご紹介致します。お気軽にご相談下さい。

| お知らせ | 08:23 | comments(0) | trackbacks(0)
再会
約1年ぶりの投稿です。


普段は主にTwitterですが、久しぶりに感慨深いことがあったのでこちらに書きます。
先日、創立から中学1年生まで在籍していた鳥取ジュニアオーケストラの創立20周年記念コンサートに出演しました。

私が在籍していた頃というのは国民文化祭もあり、(私はギリギリ出ていませんが)在籍する子どもも多かったですが、今は10名余りしかメンバーがおらず財政も厳しいそうです。

そんななかでも子どもたちは熱心で、やんちゃな男の子が多いことにも驚きましたし、何より先生の厳しい指導にも関わらずめげずに向上心を持っていることに感心しました。

私は地元で働くことができないので残念ながら彼等のために何もできないですが、願うことが叶うなら、どうかこの子たちがこれからもずっと音楽を好きでいて欲しい。弾くのをやめても音楽を好きでいてくれたら、それだけ世の中は豊かになると思うから。

そして指導者の皆様が、子どもたちがポジティブな気持ちで音楽と向き合えるような精神状態を作ることを最優先に考えていて下さるなら嬉しいです。

厳しい指導というのは、時と場合によっては必要だと思いますし、性格次第では厳しい指導が「何くそ!」という奮起に繋がることもあると思います。でもそういったことはあくまでもスパイスであるべきだと思うし、子どもが何気なく過ごしている瞬間までも否定するような指導のあり方は私は絶対あるべきでは無いと思います。

例えば演奏のことでいうなら。指導者の考えるフレーズの作り方を子どもが出来ていなかったとして、
「それじゃ駄目だよ君」と言うのと、
「こうしたらほら、こんなに素敵でしょう」と言うのではどんなに違うか。
何気無いことだけど、その積み重ねがネガティブな感情とストレスを積み重ねてしまい、結果もうお稽古いやだ、となってしまうんですよね。



オーケストラの世界ではそういった言葉の選び方は指揮者の方を見ていると学ぶことが多くて、今やそれを分かるのは当たり前の事になってます。だってその言葉一つで、同じ音を同じテクニックで弾いてるはずなのに出てくる音がまるで違うから。

子どもの頃わたしはそんなこと知りもしなかったし感じもしなかったけど、今確実に言えるのは弾くことそのものに前向きな気持ちがないと今でも練習する気も起きないし弾くことも嫌になってしまいます。よく辞めずにここまで来たと思うけど、それは私にはヴァイオリンしかないという気持ちが強かったから。

いま第一線で活躍する友人の多くが、練習が好き!弾いていることが好き!といいます。彼等はきっと、歩んできた人生のなかで前向きな音楽人生を送る瞬間があったんだと思います。



今年の夏はオリンピックを熱心に観ていました。彼等の中に練習めんどくさいなぁ、ていう選手はいないですよね。その競技を愛してます。子どもの頃練習嫌いだった!というのは聞きますが、子どもにもいろんなタチがあるから、それをどうやって「好き」という方向に持っていくのかは周りの大人の腕の見せ所なんでしょうね。


そんなことをつらつらと考えながら東京での生活に戻り、ここ数日朝練を取り入れて秋の地元でのリサイタルの準備を進めているうちに、ふと中学生の頃についた師匠の言い付けで学校に行く前の朝練を取り入れていた頃の記憶が蘇りました。

あの頃はネガティブもポジティブもない、やるしか道はない、という気持ちしかなくて、コンクールがあるからやるしかない、ていう気持ちで過ごしていました。それでもいかにサボるか、休むかを必死で考えていたけど。笑 今もいかに短時間で弾けるようにするかに関しては天下一品かと思います。結局地道な練習しかないけど。

中学生になって投げやりになって一度弾くのをやめた数週間ののち、辞めないで新しい世界に入って、必死に都会の競争世界に喰らいついて。ここまできて今思うのは、辞めていた時「この子は絶対こんなはずじゃない」と諦めずに環境を必死で探してくれた母の存在がなければ私はいないということ。

もうとにかくただただ、お母さんありがとう、特にあの時ありがとうしかない。

今私はこうして大好きなオーケストラで弾くことが出来ていて、やっと前向きに音楽と取り組むことの大切さや、相手に何かを伝える時の言葉の選び方の重要さを噛み締めます。

私自身まだまだ至らないところがたくさんあって、その度に家族からお叱りを受けます。少しずつ学んでいます。


私が日本一人口の少ない地元のためにできることは、腕を落とさないでいい音楽を届け続けること。それをたまたまでも目にした、聴いた子どもが例えば音楽を好きになって、私のファンじゃなくてもいいから、そのあとも音楽を聴いてくれることを願って、これからは地元での演奏を積極的にしたい、と思います。

この夏は再会が多く、いろんなことを感じ、また思い出しました。
辛くて忘れたくて記憶から消していた事も、ついでに消さなくてもいい記憶もあったのにそれも全部消していたことを思い出しました。

これからはもっともっと感謝して、貢献、というと偉そうだけど、私にも出来ることはあるはずだと信じてやっていきたいと思います。
| ライブ・コンサート | 08:51 | comments(0) | trackbacks(0)
クルーズ
今年のお盆は、乗船人数3000人以上の巨大豪華客船に演奏で乗船しました。





徳島で乗船。釜山で下船とつかの間でしたが、すっかり船旅の虜に。




とにかく船が豪華!






このシアターでも演奏しました。




船の中には沢山のバーやレストランがあり、いたるところでライブやコンサートが行われています。





デッキにはプール。夜には大画面で映画もやっていました。






さすがイギリスの船。タイタニック!



ここにもプール。




そこにもプール。





ながーーい廊下。




ある日の朝食にはサーモンとクリームチーズのベーグル♪




いたるところにくつろぎスペースが。
演奏後に。




途中まずは明石大橋を通過!






デッキのこの寝椅子で何度うたた寝したことか。







そうこうしているうちに瀬戸大橋も通過!





夕方の海。






今回の弦楽四重奏。

はじめての船旅、すっかり身も心もリフレッシュ。
勿論演奏の方も頑張りました。
たくさんのお客様からお声かけ頂き、素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。絶対またプライベートで来られるよう、仕事を頑張りたいと思います!笑
| ライブ・コンサート | 20:55 | comments(0) | trackbacks(0)
The Art of FUGUE リリースのお知らせ
J・S・Bach最晩年の作品「The Art of FUGUE(フーガの技法)」が6/4にリリースとなりました。

e-onkyoよりダウンロード出来ます。是非、沢山の方にこの作品を聴いて頂きたいです。






3月に軽井沢「大賀ホール」で昨年の四季に続くUNAMASレーベルクラシック作品の第二弾として制作された今作品。

今日は少し専門的な(とはいってもAV関係は私は全くの素人です)お話も交えつつ、今回の作品について熱く語ってみようと思います。


今回の録音についてUNAMASレーベルの沢口さんとお話していて「今度はバッハのフーガをやりたいと思うんだ」というお話を頂いて最初に思ったことは、「四季の何倍も大変なことだろう」ということ。

曲がとにかくシンプルであること。されど各声部は複雑に絡み合い、そのなかで旋律が浮き出つつもハーモニーが崩れないアンサンブル。
しかもこの曲は滅多に演奏されませんし、生涯演奏しないで終わる音楽家も多いかと思います。

そんな未知の作品と向き合うということ。
これは、クラシックの中でも良い意味でイージーな部類に入るであろう四季とは全く異なる試みだと初めから思いました。



元々バッハはこのフーガの技法に楽器指定をしていません。
「弦楽五重奏は世界初の編成だなんて言ってるが、そもそも楽器指定されてないのだから何の楽器でやったって構わないのではないのか」というような声を聞きます。

世界初ではないかもしれません。過去にコンサートで試みた奏者はいるかもしれません。私は知りませんが。
少なくとも録音では聴いたことが無いです。その編成で演奏されないからには理由があります。難しいからです。

この曲が弦楽器で演奏される場合は「弦楽合奏(つまり弦五部編成)」もしくは「弦楽四重奏」という形が基本です。

何故弦楽五重奏で演奏されることが殆どないか。
弦楽合奏であれば、イントネーションにシビアなコントラバスという楽器も数名で演奏しますから、当然1人にかかる負荷は小さくなります。

ところが、これをチェロもコントラバスも1人ずつしかいない弦楽五重奏で演奏する場合、殆どのパートをユニゾンで演奏する状況でイントネーションをバッチリ合わせてこの曲の神髄に迫るというのは、私たちプロの奏者でも大変難しいことなのです。
それを出来るコントラバス奏者は限られるのです。そしてそんな無謀な試みを、ハイレゾ・サラウンド配信で試みたのはUNAMASレーベルが初なのではないか!ということです。

だからこそ「世界初の編成」とうたっているのです。

そんな難しい試みでは有りましたが、敢えて弦楽四重奏ではなく、コントラバスを足した弦楽五重奏で録音した結果、重低音はまさにパイプオルガンのそれで、低音が補強されスケールの広がったサウンドは本当に素晴らしいです。

2chで聴いても勿論楽しめるのですが、UNAMASのマイキングは「没入感」というのをテーマにしていて、実際に5.1chハイレゾ・サラウンドで聴くと、ホールの「客席」のサウンドではなく「5人の演奏家に舞台上で取り囲まれて音を浴びている」という感覚に近いです。

単純に演奏をホールの美しい残響と共に楽しみたいのだ、という方には違和感があるかもしれません。でも、そんな没入感も「UNAMAS流」のオーディオ芸術なのだとのことです。なるほど。です。
人のやらないことをやる。これは凄いことなのだと思いますし、今回のフーガもまたサラウンド業界に於ける日本の第一人者である沢口さんにしか作れないサウンドです。

私個人としては、このような素晴らしいサウンドで自分の演奏を録音して頂けたことをとても嬉しく思いますし、これからもっともっと本物のハイレゾ・サラウンドが広がって欲しいとも思います。

生の演奏に敵うものは無い、と思いますが、「録音芸術は確かにある」と確信しています。
ハイレゾ・サラウンドは余りに美音で、一度体験したらステレオには戻れないというのもうなずけます。


長々と語ってしまいましたが、またひとつ素敵な作品に携わらせて頂き感謝です!

同時に、人のやらないことをまたひとつやらせて頂いた、ということも財産になりました。

ご協力頂いた素晴らしい演奏家の皆さんにも感謝です。


改めまして、The Four Seasons と合わせて The Art of FUGUE もどうぞ宜しくお願い致します!












 
| レコーディング | 02:31 | comments(0) | trackbacks(0)
軽井沢
少し前ですが、今年も軽井沢「大賀ホール」へレコーディングに行きました。



昨年は軽井沢は豪雪でしたが今年は例年並みで、寒かったですが過ごしやすかったです。

今年はBachのThe Art of Fugeという大変な難曲を録音しました。

またリリースの折には詳細をこちらでもお知らせします。

前回の四季から1年。
今回はメンバーも変わり、「大人」の音楽になってます。

かなり苦労しましたが、いい作品が出来ると思っています。







こんなのにも参加しています。
ほんの一部ですがご紹介です。






最近はInstagramを眺めることにハマっています。大好きなジュエリーやファッション、インテリア中心にフォローして専ら傍観専門です。

少しずつまたキッチン、ダイニング周りも集めたいな〜




ダニエルウェリントンの腕時計かいました。



最近は特にオケが楽しいです!
素晴らしい指揮者や作品と出会う度に喜びがあり、本番でなんとも言えないいい響きのする瞬間がある度に幸せを感じます。
毎日ゆったりとする時間はなかなかとれませんが、精神的にも音楽的にも「充実している」と感じられる瞬間が沢山あることはありがたい事だな、と思います。
| 日常 | 11:18 | comments(0) | trackbacks(0)
祝2015!
さて、今年はこちらもちょこちょこ更新したいなと思っております。

少し遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

私は年明け早々、幾つかのコンサートでドタバタっとしつつもお正月はゆっくりできました。



茶碗蒸しやお雑煮作ったり♪


昨年は体の調子も万全でないことが多く(主に疲労や頭痛ですが…)、そこが残念だったので、、

今年は頑張りつつも、つい気持ちがせかせかとしてしまいがちな性格なので、自分で思うよりものんびりと、落ち着いて、心穏やかに過ごすことを目標にしています。

が、これが出来そうでいて、なかなか難しい!

悩んだり、イライラしたりするのは簡単だけど、そんな自分になる前にもっと広く、穏やかに。

つい余計なことまで色々考え過ぎてしまう私。

身体の健康も大切ですね。


明日から27になりますし、ただがむしゃらに頑張ります!というようなことから一歩前進してそういう部分を磨いていけたらいいなぁ、なんて思います。




久しぶりに集まった仲間たちとの素晴らしい時間のおかげもあり今日はとてもハッピー♪



※こちらのブログのコメント、通知が来ないのでチェックに時間はかかりますが必ず読ませていただきますので、気軽にコメント下さいませ♪今度こんな曲弾いて!とかも大歓迎です笑



| 日常 | 18:15 | comments(0) | trackbacks(0)
今年一年のこと
気がつけば、9月のリサイタルのお知らせをして以来の更新です。

専らTwitterが情報配信のメインになってしまいましたが、このブログもまだ生きているからにはちょこちょこ更新出来るよう頑張ります。


すっかり冬になり、今年ももうすぐ終わり。
世の中はクリスマスソングやイルミネーションで沸き立っています。

今年は私にとって公私共に大変大きな変化の年であり、今年も沢山の演奏の場も戴きました。

写真の整理をしていたら大量過ぎて全く書ききれないかもしれないな、と思いつつ、出来る限り振り返っていきます。


まずは今年2月、豪雪直後の軽井沢「大賀ホール」でのハイレゾ四季レコーディング。
6月には配信にてリリースされ、e-onkyo musicさん堂々の1位をいただきました!(全ジャンル)



なんと今日、久しぶりにランキング浮上し再び1位となっているそうです。本当にありがとうございます。

そんな四季の録音はオーバーダブなどとても大変でしたし、個人的にまだまだ課題の残ることも多いですがとにかく素晴らしいスタッフの皆さん、環境でこの上ない経験となりました。

軽井沢のお洒落で素敵なコテージで、美味しい食事にワイン。大きな長いテーブルでスタッフ演奏者が熱く語り合った会食は忘れません。

ハイレゾジャンルは飛躍的に人気が伸びてきているまさにこれからの業界。

そして!来年早々新たな作品のレコーディング・リリースも決まっています。
更に素晴らしい作品を目指して頑張ります。



東響ではジョナサン・ノット監督の就任がとても大きな変化でした。

就任前のお披露目であったアルペンでは、その棒に衝撃を受けました。

回数が重なるたびに、自分たちの未熟さを思い知らされ、コンプレックスに陥りつつも「食らいついていきたい!上手くなりたい!」と心から思わせてくれる素晴らしい指揮者。

つい先日のマーラー8番(これで私は、1.4.5.8.9番をやったことに。制覇目指してまっしぐら!因に1番は亡きマゼール氏)、そしてブルックナー3番初稿。素晴らしく、充実した日々でした。

今年度もあと1回ノットさんが来て下さるので、今から楽しみです。



そして私事ですが、9月に東京で初のソロリサイタルを開催させて頂きました。






室内楽が学生の時から本当に好きで、同じメンバーで何年間もやったわけではありませんが編成の数・曲数でなら・・!という根拠の無い自信はあります。笑

今回はとりわけ思い入れの深いピアノ四重奏の編成を後半に。

メンバーは私にとって最高のメンバーとなりました。みんな上手過ぎました。

みんな忙しく、全3回の合わせはほぼ21時以降という男前なスケジュール。

終電ギリギリまでやって、時間が足りなくてヘトヘトになりつつも楽しくて仕方が無かったです。試験前になると無茶なスケジュールで無茶な場所で合わせをしまくっていた藝大にいた頃を思い出しました。

前半のリヒャルトのソナタが本当に難しくて。
今回のプログラムは変ホ長調まみれで(関連づけたと見せかけてこれは偶然です)、この調はスケールでも非常にイントネーションが難しく苦戦する調であり、リヒャルトのソナタはその弾きにくさ、アピールしにくさで苦戦しました。

本番では一番楽しく演奏出来たのでホッと一安心。

素晴らしい共演者とスタッフの皆さん、何よりも忙しい中駆けつけて下さった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!

第二回が出来るように、腕を落とさないように日々精進して参ります。


室内楽といえば他にも書き切れませんがいろいろ弾かせて頂く機会を頂きました。




たまたま写真の残っているものをピックアップ。

2枚目はイギリス大使館での1枚。



プライベートですがお絵描きも久しぶりに。いくつかのコンサートのプログラムの表紙に登場しました。
以前は絵本を作ったりするくらい、絵と文章は好きです。趣味の領域に過ぎませんが。






鎌倉の曲げわっぱを買ったのでお弁当がおいしく、今年は弁当女子をたくさんしました。

電子レンジが無いので原始的な調理法のみ。冷凍食品は一切食べない私。

料理はもともと好きなので楽しく健康的に♪

お菓子作りも久しぶりにたくさんしたい!


最後はやっぱり「食」でしたが・・

他にも書ききれないくらい思い出も演奏もありましたが、来年はよりナチュラルに、雑念を抱かず音楽と暮らしに真っすぐな生き方を出来たらな、と思います。

今年いちばん考えさせられたのは、人を尊敬するということ。

どんな相手でも、人に興味をもって、人を尊敬して接すること。
上辺だけの付き合いではなく、相手の本質を見抜くこと。
これとても大事だなと思いますし、私の課題でもあります。

相手をどこかしらでも尊敬していたら、その発言は出ないだろうというような場面も沢山見ましたし、同時にこの人はなんて相手を敬った対応が出来るのだろうと感心した場面も沢山見ました。

そういった場面をよく学びつつ、社会人としてもしっかりと地に足をつけて頑張りたいです!


今年も最後までたくさんヴァイオリンを弾き、たくさん食べ、たくさん飲み笑
たくさん笑って新年を迎えられますように!

皆様も良いお年を。

 
| ライブ・コンサート | 10:50 | comments(4) | trackbacks(0)
リサイタルのお知らせ
来る2014.9.6(土)15:00より、東京で初となるリサイタルを開催することとなりました!

地元鳥取での初のリサイタルは芸大入学の歳19の時。

あれから7年の時を経て、遂に東京でも。


会場は東京メトロ日比谷駅A9出口直結のスタインウェイサロン東京「松尾ホール」。

好アクセスです。

80席限定の小さなサロンですが、初めての東京でのリサイタルとして私にとっては大きな会場。皆様に応援に来ていただけたら幸いです。

身も心も初心に帰るつもりで臨みたいと思っています。




今回のリサイタル。

昨年長野へ旅の仕事で行っていた時あるチェリストと「ピアノカルテットをやりたいですね!」と話していて、ようやく実現するはずだった公演です。

プログラム後半には、私の思い出の1曲であるピアノ四重奏曲であるシューマンのop.47を演奏します。

初めての共演をとても楽しみにしていました。

初めてのリサイタルだから、切磋琢磨しつつも楽しく乗り越えたくてメンバーも集めました。

そんな彼との共演は叶うことはありませんでした。

今も時々、オケで弾いている時ふとした瞬間に、そこにいるのではないかと錯覚するほど現実味のない彼の死。

とても悲しいですが、そんな彼と共に東響で演奏していた伊藤文嗣さんが賛助出演をお引き受けくださいました。

コンサートでは彼の事を偲びつつ、演奏する人、聴く人全てが素晴らしい、楽しい日々のこと、思い出のことを少しでも描けるような演奏をしたいです。


私にとっては勿体無いほど素晴らしい共演者の方達とのピアノ四重奏、ご期待ください!


その他にも秋の午後に相応しい、美しいドイツロマン派珠玉の名曲をお届けします。

是非是非、足をお運びいただけましたら幸いです。


【チケットご予約専用アドレス】
violinticket.shioritakeda@gmail.com

【チケットぴあ】
http://md-ticket.pia.jp/pia/event.do?eventCd=1428242


※まだ先の公演ではありますが、お越しの際は立ち見不可の会場・席数の関係上当日券が出ない可能性もございますので、どうぞ事前にチケットをお求め下さいませ。

※やむない事情によりキャンセルなさる場合は必ず上記のアドレスまでご一報頂けますと幸いです。










| お知らせ | 12:45 | comments(0) | trackbacks(0)
茂原行きの列車の中で
今日、明日と茂原に泊まりでコンサートに携わらせていただいています。

サントリーでこども定期終演と同時に大急ぎで移動です。



学生時代、一番楽しかった時期に仲良くさせてもらっていた先輩にお誘いいただき、懐かしい気持ちでいっぱいになりながら演奏しています。

大好きな人たちと久しぶりに会うと、どうしても色んなことを思います。

いま思えば、あの頃は「詩織ちゃんじゃなければ頼めない」というお言葉をいまよりたくさんもらっていました。

これは、当たり前のことだったのですが今となってはこんな幸せなことはなかった、と思います。


今は間違いなく、一流のソリスト、指揮者のもとで演奏する機会が多いです。それはとてもありがたいことです。自分自身の技術やキャパシティで考えても、課題はまだありますがそれでもその頃よりは今の方が良いのは間違いないんです。

ですが、それらをまとめても敵わないような、濃くて有意義で、何よりも存在意義を感じられる演奏の機会が今よりもあったように思うのです。

今回リハーサルで懐かしい面々の顔を見た瞬間から、そのことを強く感じるようになりました。

以前オケに入ったことをご報告した昔馴染みの楽器職人の方から、おめでとうの言葉のすぐあとに、「埋もれるなよ」と言われた言葉も思い出しました。

これが埋もれて行くということなのかもしれない。

そう思います。

これに気付かないでズルズルといってしまうのは怖いなぁ。

自分の考え方次第で、どんな演奏の機会も変えることができるのかもしれないけれど。

でもそうではなくて、私自身のヴァイオリンを好きだと言ってもらえること。
私でなくても出来る仕事ではなく、私にしか出来ないこと。

これを見つけることが出来なければ、ヴァイオリンやっていても意味がないなぁ。

と思います。


社会はとても世知辛く、本当に思うように行きません。

必ず邪魔も入ります。
悔しい思いもたくさんしてます。

でも、今回の茂原は本当に幸せな機会で、こんな機会がもっともっといただけるように頑張らないといけません。


数年ぶりの茂原、向かう景色の中でこんなことを思いました。


| ライブ・コンサート | 14:37 | comments(1) | trackbacks(0)
軽井沢レコーディングレポート
改めて軽井沢レポートをします。

今回は軽井沢大賀ホールでの24/192ハイレゾサラウンドレコーディングと、4KPV収録という何とも贅沢な機会をいただきました。

内容は、ヴィヴァルディの「四季」をカルテットで、オーバーダブで各奏者がソリストも担当するというかなりマニアックな企画!

今回改めて思ったのは、四季なんてカルテットでやると薄くなってしまうんじゃない?という疑問への答え。

驚くほど違和感がないんです!

これは間違いなく楽曲が優れている証拠です。4人なのにこんなに厚いアンサンブルになるなんて。と新たな発見でした。

勿論大賀ホールという優れた音響のホールで録ったことも大きいと思います。



今回のメンバーです♪
左から、

ヴィオラ:飯野和英(秋)

ヴァイオリン:春日井久美子(第二ヴァイオリン&春)

ヴァイオリン:竹田詩織(第一ヴァイオリン&冬)

チェロ:西方正輝(夏)

アレンジは土屋洋一さんが担当です。



軽井沢の素敵な宿の前でのオフショット。明るく前向き、人間的にも本当に素晴らしいメンバーでした!



沢山のその道のプロたちがスタッフとして参加なさいました。





1日目はtuttiレコーディング。
五角形に設計された最高の音響の大賀ホールを贅沢に使用しています。

2日目はソロの収録&PV収録。
これが想像をはるかに越えた難しい作業!音チェックに真剣に取り組む様を撮っていただいてたようです。

エンジニアの長江さんは本当に耳がよく、細部まで整えて行きます。







4Kはフルハイビジョンより画質のいい映像なんだそうです。(詳しくはフルハイビジョンの4倍)綺麗にお化粧したところで濃いファンデーションさえバレる!と言われ色々と諦めた次第です…

以前3D撮影でご一緒したことのあるマリモレコーズの江夏ご兄弟をはじめとしたスタッフの方が担当されました。



この写真が大好きです。
大変ななかでも終始いい空気で収録が進んだのがよく伝わります♪





泊まらせていただいたロギングハウスというホテルが本当に気に入りました。

写真は美味しい贅沢な朝食。フレッシュなお野菜が売りの素敵なレストランが付いたホテル。部屋もとっても素敵でした。是非旅行でまた行きたい!



スタッフの皆様と1日目終了後にロギングハウスのレストランで会食を。

今回の大ボスであり、お声かけいただいた沢口音楽工房の沢口真生さんがワイングラスをフォークで鳴らして全員を静かにさせ(何ともお洒落!笑)
ひとりひとり今回のプロジェクトに対する想いを話したのですが、最後にご自身の番がくると、「僕は最近どうも涙もろくてね、いい音を聞くだけで涙出ちゃうんだ、僕はいいんですよ」と言って目に涙を浮かべてらっしゃって。

沢口さんは元々NHKでドラマミキサーとして様々な賞も受賞されているすごい方です。現在はサラウンド普及の第一人者として知られています。

こんなに純粋で、いいものを作ることへの想いを持たれた方と出会えたこと、またシンタックスジャパンの村井さんをはじめ、新たなご縁が繋がって行くことに本当に感謝の思いでいっぱいになりました。


クラシックというジャンルから全く新しいやり方での今回の収録。

ソリストが次々と変わるというだけでもかなり面白いですが、何より空間や奥行きをリアルに感じられるハイレゾサラウンドでの音源。

今年のうちに配信がスタートします。

とてもいいものがとれたと思うので、私も今からワクワクしています!


音楽家をやっていて、このような素晴らしい機会をいただけること、まだまだこれから楽しい素晴らしいことが沢山あるに違いない、と思わせてくれる素晴らしい2日間でした。

関わった全ての方に感謝です。

ありがとうございました!

| レコーディング | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0)
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